経済成長の著しい東南アジア。
中でもタイ・バンコクの近代化は、この数年凄まじい勢いです。
市内のあちらこちらにショッピングモール、高級ホテル、コンドミニアムと建設ラッシュの中で、ひっそりと、時に流れを止めたホテルがあります。
“The Atlanta Hotel”
1952年創業
バンコクで初めてのプール付きホテルとして開業。
プミポン元国王がお忍びでレストランによく来られた等、数々のレジェンドを語られるホテル。
開業当時のポリシーと内装を守り続け、自然と宿泊者を選ぶ雰囲気には、扉を開けた際に、誰しもが感じとれることではないだろうか。
場所はバンコクの中心地 スクムビットロード2番路地を奥へ約400メートルほど入った突き当り近く。
特に目立つ看板もなくわかりにくい。
気軽に開けにくいドアを開けて入ると、
一気に1952年へタイムスリップ
全てが今現在でも使用中
バンコク最古のプールも。。。。
こちらは何度となく改装はされているのでしょうが利用可。
レストランはシーリングファンのみのエアコンなし。
残念ながら、レストランでの食事は宿泊者に限定されてますが、どの料理もボリュームは満点。
最低限、必要なもの物・事があればよい。
スタッフの媚びを売らないどちらかといえば愛想の悪さというか無関心ぶりな態度すら、そのままこのホテルの伝統と凄味と歴史を感じざるを得ない。
見なければ、泊まらなければ理解できない。
言葉や文章では表現できない空気感をぜひ味わってもらいたいホテルであることは間違いない。