弾丸佐賀の旅

オススメ弾丸ツアー 1泊2日
お正月はどこも観光地はシーズン料金でお高いし、混んでいるのが世の中の常識。渋滞、激混み覚悟して向かったのが佐賀県。
調べてみると窯元さんは年中無休という事で、福岡まで飛行機で飛び、レンタカーで佐賀へ、今回の目的は陶器ハンティング。佐賀には有名な伊万里、有田、波佐見焼きがありますからね。九州は高速道路が整備されたおかげで、移動が楽になりました。空港を出て1時間半ほどで有田に到着。有田焼きの旧市街は、情報とは違い、お店が閉まっているではないか! やられたなーという気持ちのまま市街を走っていると、初売りの看板を発見、“アリタセラ“ どうやら窯元が集まって新たにできた施設らしいので、いざ”アリタセラ“へ。どこぞのアウトレットモールのような作りで20近くのお店が軒を連なっており、時間のロスなくのんびりと陶器探しができます。お洒落なカフェもありますね。


有田から伊万里へは車で20分程度、山間にあって隠れ山里といった感じ。いくつもの窯元が細く石畳の路地の両側に点在しており歴史を感じさせます。ここでは石畳の路地を登り、鍋島藩窯公園を通って窯元の登り窯などを横目にぐるりと1時間ほどの山里散策。

ここから波佐見町へ、波佐見焼きは有田や伊万里と少し違い、モダンなデザインが多く、都心のお洒落なインテリアショップさんなどでもよく扱われています。しかし、、、、、ここは年中無休ではなかった、、、 “波佐見町陶芸の館文化交流センター”がオープンしていただけ。期待せずに入ってみると、ほとんどの波佐見焼の窯元さんが展示販売の棚を持っているではないですか、時間短縮で見学、購入できます。 そこで一つ大きな勘違いも発見、波佐見は実は長崎県でした。どーもそれぞれが近いのでてっきり佐賀だと思い込んでいましたね。
ここには野外博物館の世界の窯広場がありますので、のんびりと散策しながら窯の知識を習得するのも良しです。

朝9時に福岡空港について、3つの焼き物の町巡りを堪能した後、波佐見町で日本の棚田百選の看板を見つけて、鬼木の棚田へ寄り道です。冬なので稲も水田もないけど、稲穂のある美しい光景は想像できますね。百選全部行ってみるかなあ。

今夜のお泊りは嬉野温泉、昨今のインバウンドブームでお隣の中国や韓国からの観光客であふれているとの前情報でしたが、ありゃ、意外と空いているぞ。。そんなに外国の方もいませんでしたね。昭和な感じの温泉街といった感じです。
翌日、2日間丸々陶器巡りに要する予定でしたが、それぞれが近くて1日で見終わってしまったこともあり。夕方の福岡空港発の便までどうしたものかと。
嬉野からは佐世保まですぐだし、佐世保で佐世保バーガーか、いやいや佐賀に来たには呼子のイカかじゃないか。思案の結果、イカをチョイス、1時間弱で呼子に到着です。

と、その前に石仏遺跡の看板(唐津市相知町)を発見。せっかくなので寄り道、なかなか神秘的ですよ。


呼子に到着後、昼でもやっている朝市を散策。お目当てのイカ(この時期はアオリイカ)を早めのお昼ご飯で堪能し、次に向かうは昨今有名になったお洒落エリア、糸島へ。


呼子から唐津を通り、唐津城を見学、それはそれは長い虹の松原の松林を走り抜けて、芥屋の海岸線に沿って走っていくとちらほらお洒落カフェが出てきます。その一軒でまずは1度目のティータイム。日本海側の西向きの海岸線ですから 夕日がインスタタイムですね。そこからは、夫婦岩、サーフスポットでも有名な二見ヶ浦へと足を伸ばせばインスタ映えスポット満載のドライブです。

二見ヶ浦にはお洒落なサーフビレッジもできています。朝9時過ぎに嬉野温泉を出て、ゆっくり名所めぐりした後に夜7時前には福岡空港へ到着、1泊2日の満足佐賀の旅でした。

*それぞれの陶器や歴史についてはWikipediaを参考くだいませ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/有田焼
https://ja.wikipedia.org/wiki/伊万里焼
https://ja.wikipedia.org/wiki/波佐見焼