第30回富里スイカロードレース大会に向けて

東京都心から60km程に位置し、千葉県の北総台地にある富里市。
その富里市では非常にユニークなマラソンが開催されている。
一般的なマラソンでは体内の水分が発汗し、補給の為に給水所を設けている。
富里では生産高、出荷量ともに全国第2位である市の特産物スイカを

マラソンの「給水所」ならぬ「給スイカ所」として設けている。
そのスイカで乾いた喉を潤しながら走るユニークなレース、それが富里スイカロードレース大会。通称スイカマラソンだ。
梅雨空の下、第30回富里スイカロードレースに向けてクラブ員はトレーニングに余念がない。
小雨の中を大会に向けて重ねるトレーニングに順調な仕上がりを感じる。

タイムトライヤルの練習後にかぶりつくスイカは体内の失った水分を優しく補給してくれる。
スイカマラソンの給スイカ練習?も万全を期した。
達成感の伴う程よい疲労はメンタルに充実を与える。
湿度を多分に感じる梅雨でも目標を持った練習の後は、気持ちが軽くなる。

練習後にグラウンドのプランターでカルガモを発見した。
カルガモが巣を作る為にプランターを陣取っているようだった。
水場が近いとはいえ、こんな場所で巣を作るなんてと思ったが
なるほど、植物の陰であり見晴らしの良い場所だから外敵の脅威もなく、湿度や換気等の環境も良い。
自然も生きてゆく為に考えたものだと感心をした。

「病は気から」だが、気も身体のコンディションが良くないと安定はしない。
そして安定したメンタルで感じたり見たりするものは、多くの気づきや発見をくれるものだ。

さて、スイカマラソンへの準備は整った。
たくさん楽しむとしよう。

レースの結果・報告はHSOのWEBで。
https://www.k3.dion.ne.jp/~okahara/diary8.html