ネイチャーフォトグラファーの撮影活動〜海外編〜

西表島在住ネイチャーフォトグラファー、堀井大輝です。
前回のコラムでは西表島での活動を中心に紹介しましたが、今回は海外編です!

西表島のシーズンオフの冬季は長期休暇を貰い、野生動物や海外の動物園の撮影を行っています。
今まで訪れた国は20カ国。60以上の動物園関係施設や、国立公園を周り写真撮影をしてきました。

グラントシマウマ@タンザニア

アフリカへの憧れが強く初めて1人で訪れた海外がウガンダだったりします。笑
野生のハシビロコウの撮影に成功したのは、2度目のウガンダ訪問時でした。

ハシビロコウ@ウガンダ

インドネシアのバリ島からさらに東へ飛行機で2時間、フローレス島という島があります。

この島はコモドドラゴンの暮らす、コモド島への拠点となる島です。

コモドドラゴンは、世界でもインドネシアのコモド島、リンチャ島、フローレス島の一部等に生息する世界最大のトカゲで、大きな個体は3mにも成長します。今回はコモドドラゴンの撮影を成功させるべくフローレス島からボートに揺られ3時間コモド島を目指しました。

パダール島

コモド島

コモド島の面積は390㎢。乾燥したサバンナ気候の島で、強烈な太陽光が降り注ぎます。
日中の暑い時間帯は森林部の涼しい場所で休んでいるドラゴンを探します。

探索にはコモド国立公園のガイドが同行。彼等はコモドドラゴンがどこに隠れているかを熟知しており、コモドドラゴンにはあっさり出会うことができました。

鼻から噴気音をあげ、どっしりと構えたコモドドラゴンは爬虫類というよりもはや恐竜…
その迫力に圧倒されます。

コモドドラゴン

たくさんの写真を撮影し、大収穫でコモド島を後にし、帰路につくのでした。
これからも撮影の旅は続きます。