サーフトリップ in 南台湾

台湾と言えば、美味しいご飯!!!って食べてばかりではないんです!

一番の目的は『サーフィンin南台湾』。

泊まっていたホステルまで迎えに来てくれたのは、
プロロングボーダーでもあり、今回サーフガイドをしてくれるMr.Asway wu.

 

(高雄空港で社長をピックアップし、)そこから約1時間半。
景色は打って変わり、山と海が広がる町へと到着。

 

Mr.Asway Wuのサーフ民宿は、ここPingtong地方の一角になかなかいい風貌をして構えている。

 

日暮れまであと1時間はあると聞き、とりあえず荷物を降ろし海へと向かう。
サーファーには有名なポイント、佳楽水だ。

 

ガッチガチにパッキンしたサーフボードを解放し、なんとかかんとか海へ。
Mr.Asway Wuからカレントについて、波の特徴についてをしっかり教わる。

それにしてもこのMr.Asway Wuのいう人物、日本語がうまい。
語学が優れていると言うより、教え方、人の心に届くように説明する能力に長けている。
経験だけでは養えない。人柄である。
(恐がりの私も信頼して海に入ることができた。)

サイズは胸~肩。セットで頭。
私たち以外のサーファーはたったの2人。

ほぼ貸し切り状態で、このクオリティーの高い波。
本気でいい波が来たらどんなブレイクを見せてくれるのかと、ちょっとにやけてしまう。

 

サイズがあっても波が厚く、緩やかに崩れていくため、
思っていたような恐怖はいつの間にか消えていた。

Mr.Asway Wuは、Goproを口にくわえ、パドル数回で気持ちよく波に乗っていく。
このとき撮影した映像を見て、パフォーマンス能力の高さや、
サーフィンセンス、ここの波を熟知していることがよくわかった。

粘って粘って一時間半。
あっという間に陽が落ちていった。。。。

<2日目>

朝食を済ませ、、、、海へ。

少しサイズは下がるものの、十分な波質、波数を残す。
前日に引き続き、レフトのポイントでサーフ。

前日の波が良かったという噂はあっという間に広がったようで、
海もやや混雑していたように感じた。

昼食を済ませ、ゆっくり体を休めて2本目。朝よりも人は増えていた。
恐怖を覚えた私はパドルバックで岸へ、そしてMr.Asway Wuから忠告。

離岸流でのパドルバックは危険と。
必ず、スープでもいいから波に乗って戻ってくるようにと。

何でもそうだが慣れが出て来たときに事故は起きる。
彼も離岸流での事故を目にして来ている。

実際彼はボランティアで人命救助にも関わっている。
海での楽しみ方もしっかり教えるが、
危険を教える姿勢はそれ以上に真剣だった。。。ことに私は感動していた。

<3日目>

朝食(小籠包)をしっかり取り海へ。
前日の混雑、波のサイズもだいぶ下がっていたので、
Mr.Asway Wuから北方面へいってみようという提案があった。

サーフボードを積み込み、車で山道を行くこと約40分。
原住民が暮らす村、と言った感じのかなりシークレットなポイントに到着。

あいにくの天候だったのと、サイズもお不十分ということで佳楽水に戻ることに。
このシークレットポイント、風向きによっては三角波が美しく割れ、
水は透き通り、人はチラリホラリの中でサーフィンが楽しめるらしい。
ぜひ、次回こそ。

佳楽水に戻り波チェック後、今日は人のいないレギュラーポイントに入水することに。

50m先のレフトポイントでは20人近くのサーファーが波を取り合っていたが、
レギュラーは現在誰もいない。
腹~セットで胸のファンウェーブでとことん波を楽しんだ。

<最終日>

濡れたタッパーを持ち歩くことに少し躊躇いつつも、
欲望にはかなわずラストサーフしてから台中に戻ることに。

サイズは腰~腹に下がるものの、たまに入るセットといい、
波数といい十分私たちを満たしてくれた。

毎日こんなクオリティーでサーファーを迎え入れてくれるらしい。

温かい気候、台北や台中では見ることのできなかったブルーの空。
日に焼けた肌。すれ違う車は軽くクラクションを鳴らして挨拶。

まさに私が求めているサーフィンライフがここにあった。

そして、噂通り南台湾のご飯は最高に美味しかった。