ギリシャのアテネから次に向かう先は、
アテネから列車で5時間半ほど北上したところにあるメテオラという世界遺産のはずだった。
早朝、チェックアウトを済まし
朝一で駅へ向かうと、駅の柵扉は全てロックされていて
そこには
“ストライキのため列車は休行”
という貼り紙。。。
四方八方から思いを巡らした結果、
メテオラへ行くのを諦め急遽ブルガリアのソフィアに行く先を変えることにした。
急な変更だったけれど、
泊まっていたSmall Funny Worldという
ホステルのスタッフがとても親切で親身になってくれたおかげで
その日発のアテネ→ソフィア行きのバスを予約できた。
バスは18時半にアテネを出発、
国境を越えもなんなクリアし、
朝の5時頃ソフィアに到着。
夜が完全に明けるのを待ち、
観光がてら宿泊先を探す。
ソフィアは、
トルコやギリシャを通過してきた私たちにとって少し静かに感じた。
活気がないというか。。。
街は小さく、観光は1日あれば回れる。
翌日はソフィアから2時間ほどバスに乗り
リラ修道院を訪れた。
ブルガリアではジーヤマには珍しく、
旅人同士の情報交換が出来たので
次の行き先を決めるいいきっかけになった。
ソフィアからは列車に乗り、
セルビアのベオグラードで途中下車の後、
モンテネグロへと向かった。
ベオグラードは14時間余りのあまりの滞在だったけど、
とてもいい街だった。
1999年コソボ戦争をきっかけに
受けた空爆の後は今も残っている。
教会では悲しみに暮れている人も見かけたけど、
私たちが出会った人たちはとても明るい印象だ。
短い滞在だったけど、
この国に来られて良かった。
列車で同じ部屋になったセルビア人。
列車が途中故障し1時間以上停止したので、
ビールで乾杯した。