今日ジャングルから戻った。ベネズエラは危険と言われ、今は旅行者は少なく情報も少ないが、まだまだ奥が深い国だと感じた。標高5000mを越す山岳地帯、世界最古の地層ギアナ高地、ジャングル、大湿原地帯、砂漠、南米一大きな湖、カリブ海に面した綺麗なリゾート地など。
ジャングルはワニ地獄で車道にも野良犬のように歩いていて川ではピラニア釣り放題だった。様々な鳥、カピパラのコロニーにもなっていた。夜は人生で初めて見るオオアリクイが居て追いかけたが川を泳いで逃げられた。
そして一番衝撃的だったのがアナコンダが巨大イグアナを絞め殺し丸呑みする状況と出会えたこと。骨がきしむ音なのかガリガリと音が聞こえた。そんなアナコンダを首に巻いて写真撮りたくて触るとイグアナを飲み込むのを止めて俺を睨んで怒っていたのでビビってしまった。夜は、ライトを照らすとワニの目が光り、ざっと見ただけで100匹は近くに居た。
今回は見れなかったがアナコンダ対ワニの戦いではアナコンダが勝ったらしくそんな弱肉強食の北斗の拳のような厳しい世界。世界でもトップクラスで危険な国ベネズエラ(特に首都カラカスはやばい)。俺もいつ強盗に殺られるかワニに殺られるかめちゃめちゃ用心していたが間もなくコロンビアに向かう。ちなみに一度夜行バスの中で泥棒にやられかけたが貴重品は守り切った。