【銅像TOPIC】第十五代横綱・初代 梅ヶ谷藤太郎@福岡県朝倉市

福岡県朝倉市杷木町にある道の駅”原鶴”の裏手に、第十五代横綱・初代梅ヶ谷藤太郎の銅像はある。

本名、小江 藤太郎(おえ とうたろう)は、1845年3月16日に、筑前国上座郡志波村梅ヶ谷で生まれた。
信じがたい話ではあるが、赤子の頃から石臼を引き摺るほどの怪童で、母乳や菓子より酒を欲しがったため、酒で育てられたという逸話がある。

1877年6月場所に小結、12月場所に関脇になると両方で全勝を挙げ、1879年1月場所の新大関昇進後、1880年5月場所でも全勝。この間、1876年~1881年にかけて58連勝(分・預・休は除く)をし、若嶌久三郎に敗れて記録が一度止まるも、1884年5月場所まで35連勝を記録した福岡出身の大横綱である。