【銅像TOPIC】菊池寛 @高松・中央公園

菊池寛@高松・中央公園

「父帰る」「藤十郎の恋」などの戯曲、「恩讐の彼方に」などの短編を、一度は読んだことがあるという人ならたくさんいるのではないだろうか。

「文芸春秋社」の創業者であり、「芥川賞」「直木賞」の創設者であることを、知識として記憶している人も少なくはない。

しかし、菊池寛という人間の「面白さ」「革新性」を、時代という文脈の中で語れる人間はとなると、殆どいないのではないだろうか。彼が、大正・昭和を通して、「ジャーナリズム」と「映画」という新しいメディアの創出に大きく関わった事実を、多くの人々は知らない。