今日、ついにBANFFに到着。
ここまで過酷な戦いだった。
苦しい時はいつも友の顔を空に思い描いた。
ちょうど一年前のこの日、友人が富士山で滑落し遭難。
救助に駆けつけたが助けることができず、それが最後の別れとなった。
雪が溶けた半年後、発見された。
すでに旅のスタート地点となるアラスカに居た佐々木氏は葬儀にも参加できなかった。
彼は滑落し片足に重傷を負いながらも極寒の富士山から夜通し生きて還る為に下山を試みた。
さぞ寒かっただろう!苦しかっただろう!
そんな彼のことを想えばどんな苦しみも苦しくない。
これからも友の分まで生きてどんな壁も乗り越えて行くと佐々木氏。
皆さんも事故のない良いお年を迎えて下さい。






























