新緑の阿寒湖「2012雨鱒フィッシングツアー」

眼下に阿寒町の街並みと滔々と流れる阿寒川を見ながら釧路空港へ無事着陸。
東京はもう初夏だと言うのに、初々しい新緑が訪れたばかりの北海道。


2ヶ月半ほどタイムスリップしたような、なんとも得をしたような気分を味わえるのもまた良いものだ。
北海道東部に位置する阿寒国立公園は、原生の姿をとどめる深い森と湖沼を有する。
この豊かな自然は、フライフィッシングの対象魚でもあるトラウトや多くの動物たちを育み、私たちフライフィッシャーマンにも素晴らしいフィールドを与えてくれる。

毎年6月。この阿寒地方には「Caps阿寒湖フィッシングツアー」と言う名目で訪れる。
特別天然記念物のマリモが生息する阿寒湖と新緑の木々の中をゆったりと流れる阿寒川でフライフィッシングを存分に楽しみ、
その後はフィッシングの疲れを癒せる温泉と美味しい食事を楽しむツアーでもある。
なんと極楽な釣り?いや怠惰な釣りだろうか。

写真・上から
01.飛行機から。
02.釧路空港に到着。
03.阿寒湖1。
04.阿寒湖2。
05.湖畔のエゾ松と椴松の森を抜けてフィッシングポイントへ向かう。
06.阿寒湖のネイティブトラウト「雨鱒」放流など一切されていない太古からの「野生」。
07.そしてリリース。
08.阿寒湖に佇むフライフィッシャーマン。夕日が落ちる時間はプライムタイム。
09.阿寒湖3。
10.阿寒湖と筆者。
11.ホテル前の湖畔の遊歩道を歩いて行くと脇に弁慶が足を休めたと伝えられる「弁慶の足湯」。北海道に伝わる「源義経渡道伝説」。
12.阿寒湖名物のマリモラーメン?マリモを模した海藻にスープをかけると、鮮やかな緑色になるらしい。お味の程は不明。
13.帰路の釧路空港は、来たときの晴天と打って変わって名物「海霧」に一切の視界を奪われた。