Thai Erawan, Report

8月17日夜、突然叫び声の地獄と化したバンコク・エラワン廟。
この爆破事件によって、現在22名の死者と多くの負傷者がでたとの報道があります。
防犯カメラに写った容疑者は日本時間8月29日時点では未だ捕まっていません。


下の写真は現場の瓦礫です。

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エラワン廟は、ラチャプラソン交差点にあり、
ここには4面像のヒンドゥー教の神様(ブラフマー神)がまつられている有名な祠です。

エラワンは、なんでも叶うとされたパワースポットとして、
国内のみならず外国からの観光客も多く訪れる場所で、
平日の日中でも参拝する人々が後を絶ちません。

下の写真は2010年のタクシン派による長期にわたる占拠の末、
交差点をはさんで反対側にあるセントラルワールドセンター(アジア有数のショッピングセンター)の
放火による火事の発生に軍が強制排除となった様子。

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このごみの山を大勢の市民がボランティアで清掃し、瞬く間にきれいにしたという美談があります。
この後も何度かデモなどによる占拠、道路封鎖が行われています。
このように、バンコク商業地区の中心地でもあり、
経済に対するダメージも大きい場所であるが故にか?!様々なことが起こるこのエラワン祠は、
果たしてラッキーパワースポットなのか、ブラックスポットなのか・・・。

タイからだけでなく、最近では

  • 8月12日深夜に中国・天津の倉庫爆発事故
  • 8月24日未明に神奈川県相模原市中央区アメリカ軍基地で倉庫爆発
  • 8月24日昼ごろ神奈川県川崎市川崎区の日鉄住金鋼管川崎製造所から出火
  • 8月18日・22日・27日JR山手線ケーブル火事など

といった具合に、国内外問わずここしばらく火災に関する事故・事件を多く耳にします。

これは何かを暗示しているのでしょうか・・・。

事態の収束と、再びの平安・平和が訪れることを祈っています。