探検家 吉田勝次の足跡 レポート No.7 [日本・四国] 後編

探検家 吉田勝次の足跡 レポート👣 後編です!

さあ、どんな出会いがあるでしょうか?!
持って生まれた感覚と情熱を胸に、
更に急な斜面を、洞窟を探しながらジグザグに登って行きます。
GPSで現在位置を確認しながら、露岩など周辺の環境をよく観察しながら、進む方向を決めています。

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今回は2班に分かれて探査しているので、時々、他の班と交信し、お互いの状況を報告し合います。
メンバー全員がGPSと無線を持っているので、はぐれたり、迷った時には、
自分の位置の座標を無線で他のメンバーに伝えることができます。

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岩場で、ちょっとすき間にマムシがいるから気を付けないと。。。
と思った瞬間!探犬ムギは後方にジャンプ!
なんだろう~って覗き込んだ瞬間!
同じく!俺も後方にジャンプ!!!
いきなり、マムシが飛びかかってきました!
危うく噛まれるところでした。

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ニホンマムシ
臆病ですが攻撃性は凄く、毒の強さはハブの3倍だと言われています。

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探検中、洞窟の入口らしきモノを発見すると、踊る気持ちを抑えながら~確かめに向かいますが、
ひょっとしたらこの瞬間が1番、ドキドキ感があるのかもしれません。

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山の中の人知れず開口している洞窟の入口。
未踏の洞窟なのか?
すでに確認されている洞窟かどうか?わかりませんが
それを含めて~凄い空間が無いか?行けるところはすべて探検していきます。

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ちょっとした岩の亀裂が、未踏の凄い空間につながっている可能性もあります。
狭い通路の通過は「出られなくなるんじゃないか?」という恐怖心と
「この奥に凄い世界があるかも?」という好奇心が自分の心の中で相反して、常に葛藤しています。
簡単ではないですが、情熱の強さが成し得ることでしょう。

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探犬 ムギも疲れたみたいで膝で眠り出しました~♪
決まっているのは暗くなるまでには必ず山を降りるということぐらいです。

さて!私達の活動にゴールも終わりもありません。。。
未踏の世界を追い求めて~
ただそれだけのためにもの凄い!労力と時間を使います。
何のために。。。?
それは一度でも凄い世界を発見してしまうと~!
さあ~大変!もうやめられないのです。。。

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洞窟探検は洞窟の入口の発見から始まります。
でも見つかるか?見つからないか?は結果であって、見つける過程も楽しめないと長くは続けられません。
っというのも探しに行って見つけられることの方が少ないからです。
頑張っても成果を得られることが少ない地味な活動なのです。

しかし、得るものはそれだけではありません。
仲間との活動では、ハプニング!面白い事や辛い事~いろんなことがどんどん起きてきます。
そこには小さなミラクル、大きなミラクルがあります。
ここに生きていることこそが「探検」なんだと思わせてくれます。

次の「STAMPS」が発刊される頃は
たぶん~ミャンマー行きの準備に忙しくしているか?すでにミャンマーで探検していると思います~。

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まだまだまだ!~吉田勝次の探検は続きます~!
みなさん!また次号で~~~♪

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