BEACH INTERNATIONAL SCHOOL カサゴ(Red Rocks) Meeting at StreamTrail 自由ヶ丘店

2014.12.27(土) 16:00~18:00 自由が丘STOFにて第1回RedRocks Meetingが開催された。
レッドロックとは赤い根魚、カサゴのこと。Capsプロスタッフの兼子氏がフライで狙うカサゴ釣りにRedRocksと命名し、先シーズンは一部のフライフィッシャーで
秘かに盛り上がりをみせた。

根魚であるカサゴを釣るには、当然深場を狙う必要がある。これはフライフィッシングの苦手分野であり、まだまだマイノリティーな釣り。
今回は、RedRocksをこれから始めてみたい人を対象としたミーティングで、11名が参加。

先ずは、兼子氏によるRedRocksのベーシックセミナー。基本的な釣り方や装備などが説明された。メインスタイルは沖に浮かぶ堤防からキャスティングで狙うもの。
ホワイトボードに沖堤の断面を書いて、判りやすくポイントを解説された。夏~秋が沖堤カサゴのシーズン。タックルは、#6前後のフライロッドに、シンキングラインを使用。
フライで底さえ取れれば、イージーに釣れる時期もあり、ソルトフライ入門にもお奨めとのこと。
必需品はライフジャケット、レインウエア、滑りにくいフットウエア等が挙げられ、ラインバスケットもあると快適。さらに忘れちゃいけない防水バック。
実用的なSTバックは沖堤フリークにも大人気。

続いて、ソルトエキスパート三浦氏のお話。RedRocksに使用するフライを詳しく説明された。
フック・パターン・カラーやサイズはもちろん、キールにするウエイトの位置やウイードガードの種類に至るまで、細かい話題で参加者の皆さん聞き入ってしまった
。更に、沈むラインの姿勢・リトリーブの種類やアタリの取り方、ランディングの対応等、かなり実践的な内容で、次第にディープでマニアックな話題に進んで行った。

私、後藤もRedRocksにハマった一人としてお話させていただいた。
シーズンの釣果データから季節と時間帯や潮回りの影響、沖堤カサゴのメインベイト等、まだ手探りながら少しづつ感じてきたことや、海で避けられない風に対する
キャスティング対処法等を話した。

そして沖堤カサゴのパイオニア的存在である、松木氏と岡村氏も今回のミーティングに駆けつけて来られた。
夜の釣りや天候変化に対するカサゴの反応等、豊富な経験から来る話を色々と披露戴き。
通う沖堤の違いから、強い流れや濁りへの対応に工夫されていることが興味深かった。

RedRocksの魅力について話し合ってみて、未開拓な釣りにチャレンジする面白さ。
ターゲットが少ない真夏がシーズンであること。大勢でワイワイ楽しめ、手軽に入門出来る釣りながら、奥は深いことなどがあげられた。
食べても美味しい魚、成長が遅く定着性が強いことから、必要なキープ量に留めようと共通認識した。

今回のミーティングで来シーズンは是非やってみたいという声が高まり。経験者の方々にも貴重な意見交換の場として有意義なミーティングとなった。
おおらかに楽しめるRedRocks!皆様も手持ちのタックルで気軽に始めてみては如何でしょうか?

STOFさん、ありがとうございました。またこのようなイベントを楽しみにしています♪
Reported by Masaru Goto

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