皆さんに別れを告げてから、オンボロバスを3回乗り継ぎ約3時間パチタンに到着した。
内、一つのバスはしっかりサーフボードチャージを強いられ、
普通の三倍も料金を請求された。。。
降ろされた場所から200mほど歩くとビーチに着いた。
しかし閑散とし波も良くない。
限られた宿しかなく、テンション上がらぬまま一番安かった宿に向かった。
英語がほぼ通じない宿主はなかなか私たちを部屋に通そうとしない。
どうやらサーフィンするならそこから1km離れた別のビーチだと言うのだ。
言われるがまま、宿主のバイクの後ろに乗り1km移動。
降ろされた宿には沢山のサーフボードにサーフラック付きのバイクがあり、奥から爽やかなサーファーであろうオーナーが現れた。
一気にテンションが跳ね上がった。
ところが、今夜は満室と、、、
仕方なく50m離れた小さな小さなバンブールームに落ち着いた。
翌日には広い部屋が空き移動出来ると言うのに、
私たちのパチタンライフはこの小さな部屋から始まり、そして終わることになる。
バイクで5、6分行ったパンチェルビーチはリバーマウスがあり波が良い。
着いた日はすぐ日が暮れてしまったので翌朝早速向かってみた。
波はサイズも胸~肩、リバーマウスはレフトに、少し離れるとライトとレフトに割る。
ロングライドできそうな波だ。
ここも毎日波が絶えない。
しかも一緒に入っているサーファーはせいぜい10人。
平均5人程。
バツカラスとはまた少し違った雰囲気だか、
ここもかなり居心地後良く危険だ。
波は予報より遅れながらもサイズアップしていった。
5日目、ローカルサーファーオススメのワツカルンというポイントへ行ってみた。
美しいビーチと、ライトとレフトから綺麗に割れる極上の波があるらしい。
原付きで山道を1時間、さらに小道を抜けるとそこにはパラダイスが広がっていた。
白い砂浜には綺麗な貝やヤシ、水は透明度が高くサンゴ礁が透けて見えている。
その奥ではダブルの波がチューブを巻き、サーファーが余裕でスタンディングライドをしトンネルの中から現れた。
着てきたタッパーを脱ぎ、サーフボードを木陰に隠し4時間。
ただただ眺め、シャッターをきった。。。
プロなのではないかと思うレベルのクレイジーなサーファーとボディーボーダーがくる波くる波に乗っている。
しかもほとんどがチューブ。
すごい場所があるもんだ。
必ずここの波に乗ってやる!!
そう誓い、情けない空気をムンムンと漂わせながら再び山道を帰った。
そしていつものパンチェルビーチで、つい先ほどインスパイヤーされたモチベーションを炸裂されるかのように波乗りを楽しんだ!?
■Epic Days
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