インドネシア バツカラス(From EPIC DAYS,Stream Trail)

8月19日火曜日。

食い倒れの地、マレーシア、ペナンを離れ、いざ向うはインドネシア。

クアラルンプールに一泊し、遂にサーフィンライフの始まりだ。

久々に飛行機に飛び乗る。
インドネシア、ジャカルタはもうすぐそこだ。
眼下に広がる久々の青い海。さすがインドネシア、海がとても綺麗で興奮した。

約二時間のフライト。

初めての場所は緊張する。とても慎重に人に近づき、目的地バツカラスへの行き方を訪ねる。
腰を抜かすほどいい人だった。
出会う人の良し悪しは、その国を好きになるか嫌いになるかを大きく左右する最大のポイントである。

ここから、長い道のりが始まった。

バツカラスに着いたのは、

クアラルンプールを出て26時間後の事だった、、、、
飛行機、バス、列車、バイクタクシー、、、乗り換えること6回。

確かに疲れてはいたが休む前にサーフィン。

波が良く人もいい。
ここには波の取り合いなんて存在しない。

毎日胸~肩の波がある。
小さくても腰。
オーバーヘッドの日もあった。

波とも人とも仲良くなってしまった私たち、気づけば12日が過ぎていた!!!
唯一仲良くなれなかったのはクラゲ。

私たちも入るたびにヤラれた。
たちの悪いクラゲは時に酷い痛みと傷痕を残し、呼吸にまで悪影響を及ぼす。

彼らの住処で遊ばせてもらっている限り、文句を言っても仕方が無い。
どうしても嫌なら重装備で海に入るか、自粛するしかない。

6日間が過ぎた頃、遂にビックスウェルが届いた。

アウトからレギュラーのポイントブレイクが割れてくる。

ここは小さな街なので皆顔見知り。
誰が波に乗っているかはすぐにわかる。
ロングにショートボード、個性豊かなサーファーたちが次々にいい波をメイクしていく。

帰るその日までファンウェーブは絶えなかった

このままここで過ごしたいと思った。
2週間が経つ前にと、重い腰と荷物をまとめ、

隣の部屋に泊まっていたドイツ人とラトビア人の二人と共にバツカラスを出た。

向かう先は、ジョグジャカルタ。
大荷物でのオジェックも慣れたものだ。

ここから、再び長い道のりがスタート。

ジョグジャカルタに着いたのは約14時間後のことだった、、、
乗り換える事5回、、、

その日はバスターミナルで野宿をし、
早朝出発のバスに備えた。

交代交代で睡眠を取り、起きている者は蚊と戦う。

この夜退治した蚊の数、
なんと70匹。

刺された箇所、

ゼロ。

健闘だ。

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