2013年 MUSIC CHINA/谷本 光

中国 上海は世界有数の世界都市であり、
中国国内における商業・金融・工業・交通を牽引する非常に重要な都市だ。

中国ツアーでは、上海で行われたMUSIC CHINAという
世界中から楽器メーカーが集まる巨大国際楽器ショーで4日間続けて演奏した。

上海は中国国内でもアコースティックギターを演奏する人口が特に多く
数百枚用意していた販促用ポスターがあっという間に無くなり、CDも途中で売り切れる。
演奏終了後のオーディエンスは熱気冷めやらないままで、サインを四方八方から要求される。
1日の内に2~4回の演奏を行う事もあり、イベント終了後には泥のように眠れる。
それだけ多くのエネルギーが必要であり、多くのエネルギーが飛び交っている。

ツアー中、野外ステージや大学構内で演奏をしたり、
様々な楽器メーカーの方、プレイヤーの方、多くの中国人ファンとコミュニケーションをした。
休む暇も無く発信し続ける。毎晩決まってクタクタだ。
その分、新たなメーカーさんやプレイヤー、お客さん達との出会いがある。
これが嬉しくもあり、活動し続ける原動力だ。

今回のMUSIC CHINA2013で、数社の欧米ギターメーカーから
次回のアメリカNAMMショーとフランクフルトショーで演奏するデモプレイヤーとしてのオファーがあった。
MUSIC CHINAのような音楽見本市ではバイヤーや楽器メーカーだけではなく
ミュージシャンにとってもチャンスの場であると言える。