西表島現役アウトドアガイドの日常:Part4

「アウトドアガイドってオフは何してる!?」シリーズ!第4弾!

いつも遊んでいるわけじゃありませんよ/笑
今回は「日本ケイビング連盟全国合同訓練に行く」です

日常の業務では、カヤックを漕いだりトレッキングしたり、沢登りやキャニオニングなど様々なアクティビティーのガイド業務についておりますが、レスキュー訓練はどの分野も必須の訓練内容です
ガイドスキルは様々な分野がありますが全てのアクティビティー共通して大切なのは「万が一への対応」だからです
特に地下世界で遊ぶケイビング(洞窟探検)でのガイディングは無線も電話も通じないしヘリも来れない救助困難なフィールド

しかも担架(ストレッチャー)さえ簡単には担げないほど足場も悪い
考えたくはないが、事故が出ればもっとも困難な状況になる事は間違いないでしょう

毎年開催されている(社)日本ケイビング連盟の全国ガイド合同訓練、今回は沖永良部島でリアルを想定したボリュームの大きいレスキュー訓練
指導リーダーは会長でもあり日本屈指の洞窟探検家でもある「吉田勝次」である
室内での基礎講習から屋外での講習を積み重ね洞窟内へ行うリアルシュミレーションレスキューと1週間日程を共に過ごした全国の仲間とも絆が強くなりました
ガイドにとってオフはスキルUPのための大切な時間です

北は北海道から南は沖縄まで全国から現役のガイドが集結しました


室内訓練を行いながら自分自身のスキルのレベルを再確認する時間


いよいよ洞窟での模擬訓練の準備


ケイビングでは暗闇の他に水への対応も必要でスキルが試される


より少ない人数で行えるミニマムレスキューを構築します


いよいよハイボリュームの救助訓練が始まります、練習とはいえ1ミスで大事故につながるの超緊張します


普段は温厚な会長もミスを出さないためにビシビシ指示を飛ばします


練習と訓練だから何度も何度も体が覚えるまで繰り返します


自身のプロガイドとしての意識も向上させてくれる大切な時間と仲間達