SEOUL SHOPPING

ソウルの玄関口と言われる空港は2つ。仁川国際空港と金浦国際空港。どちらの空港からも直行バスに乗れば1時間前後でソウル市内に到着する。

ソウルの中心地 明洞は、東京さながらの高層ビルや高級デパートが立ち並ぶ。高級デパートや免税店などもあり、日本の観光客のほとんどはここを訪れる。
ただ、ソウルへの旅目的が買い物なのであれば、明洞以外にもいろんな街に行くことをおすすめしたい。地下鉄に乗ればあらゆるスポットに1時間圏内で行ける。ソウル市内は9本もの地下鉄が整備されていて、バスの本数も充実している。
地下鉄の乗り継ぎが面倒という方はタクシーもおすすめだ。地下鉄・バス・タクシーすべて、日本に比べると運賃は5分の1程度とかなり安い。交通には不便がない場所である。

2泊3日であれば、多少睡眠を削る必要はあるが、下記のようなスケジュールだと韓国を思う存分楽しめて、さらにお得な旅になるのではないかと思う。

1日目昼:南大門市場/明洞から徒歩5分以内。1398年に城門として建てられた崇礼門(通商:南大門。国宝に指定されている)を中心に広がる問屋街である。朝早い店で8時から、夜は20時くらいまで開いている。
鍋などのキッチン系や服飾雑貨系、ミリタリー系などあらゆるジャンルのものが、安い物で1 US$程度の価格で売っている。その中でも特にアクセサリーの品数の豊富さで有名である。
あらゆるアクセサリーのパーツは大体そろっているので、好きなパーツを組み合わせて自分オリジナルを作ってもらうのも良いだろう。

1日目夜:東大門市場/明洞から地下鉄で20分ほど。南大門に並ぶ4大門の一つ。この東大門を中心に広がる問屋街である。
ストールや帽子、ネクタイなど服飾雑貨を多く扱う市場がある。こちらも安い物で大体1 US$ほどの価格である。
市場は朝まで開いているが市場内で人がごった返しているということはなくゆっくり見られる。
周辺のファッションビルや飲食店も朝まで開いており、夜でも街に活気がある。

2日目昼:狎鴎亭/明洞から地下鉄で40分ほど。東京で言う青山・表参道。ハイブランドのアパレルショップや芸能人が通うようなレストランが多い。
韓国にしかないセレクトショップも多く、韓国ファッションの発信基地である。
表参道の立地と似て、お店が集積しているわけではなく、小道などに入ると隠れ家的な良いショップがあることがある。歩きまわって、ガイドブックには載っていない韓国ならではのショップを見つけることをおすすめしたい。

2日目夜:梨泰院/明洞から地下鉄で30分以内。アクセサリー街や西洋アンティーク家具街もあるが、何といってもここは有名なクラブがある。東京で言う六本木のようなところで、外国人が多く夜は若者でにぎわっている。韓国の若者たちと交流を深めるのであればこの街が一番だと思う。

そして3日目は、帰国までの時間で免税店などを散策・・というルートはいかがだろうか。
ガイドブックにはない、買い物三昧の韓国を感じられると思う。