【銅像TOPIC】トーマス・スタンフォード・ラッフルズ(Sir Thomas Stamford Raffles)@シンガポール

トーマス・スタンフォード・ラッフルズ(Sir Thomas Stamford Raffles)@シンガポール

 

シンガポールの町には「ラッフルズ」と付く施設が多い。ラッフルズ・ホテル、ラッフルズカップ、ラッフルズメディカル、ラッフルズシティー…。それもそのはず、このトーマス・スタンフォード・ラッフル卿は、シンガポールの産みの親、創設者を言われている人物。

 

ロンドンの東インド会社で働きながら、マレー半島に赴任し、ジャワ島では副知事を任命されている。その後、シンガポールの地理的重要性を見抜き、当時その一帯を治めていたジョホール王国より、シンガポール島を買収した。

 

白いラッフルズ卿の像は、1819年にラッフルズ卿がはじめて上陸したとされる河口、ノース・ボート・キー沿いにあり、黒いラッフルズ卿像は、ビクトリアシアターの前に立っている。

そして、このラッフルズ卿、実はジャワ島で当時はジャングルの中に埋まっていた「ボロブドゥール遺跡」を発見したり、世界最大級の花「ラフレシア/Rafflesia」(Rafflesの名前が由来)を発見したりと、歴史学・植物学・動物学に通じていた方だそうですよ。

生誕:1781年7月6日

出身地:イギリス(父親が船長であり、スマトラ沖の船上で産まれたとの言われている)

死没:1826年7月5日(満45歳没)

 

 

YOKO HORIE