リヤカーマン佐々木規雄の旅、ペルー最後の山へ 6000mの風景

今回は3泊4日で6000m峰へ。
そこはペルーの山奥の秘境みたいな場所の為に全然情報もなく登山者も居ないような場所。

そしてサポートして頂いてる新富士バーナーのSOTO様より、予備のバーナーmukaストーブ+予備パーツを日本より送って頂き、これからのリヤカー旅の万全の体制を整えていた。南米ではガソリンの質が悪く、目詰まりを起こし度々使えなくなると言う報告もあり、つい最近、実際そうなってしまい、この先、また同じことが起こるのでは?と予備がない状態での出発が不安だ。酸素の薄い高度5000m以上でも正常に使えるのか自分の目で確かめたかった。
以前、極地でもマイナス何度まで正常に使えるのかも実験しているがー36℃でも何とか使えた。
※これはメーカーが安全に使用できる温度の限界を遥かに超えた温度。寒すぎるとパッキンなどのゴム製品が硬化して燃料漏れや酸素を充填する為のポンピングができなくなる。

今回、全く山の情報がないので自分の目でアプローチルートを考え、一人で向かったが、標高5600m付近の尾根上で強風と雪となり敗退。しかし美しい風景や厳しい世界を見れて悔いはない。
アンデスの雄大な風景の中、星空の下で焚き火して野生生物のハンティングの弱肉強食の世界を目の前で見れた。
早くて2日後、遅くても3日後にはリヤカーで歩き出す。次回、更新は数百km先の町に無事着いた時だろう。治安の悪い町もあるので少し不安もある。
リヤカーマンの戦いが始まる。燃えてきたで!!!