DENSO KOBELCO SARD RC F 第6戦鈴鹿 8位フィニッシュ

8月28日(日)、夏の3連戦最終章でシリーズ天王山となるSUPER GT第6戦「45th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km」の決勝が行われた。

クラス最後尾15番グリッドから不撓不屈に勝利を狙っていったDENSO KOBELCO SARD RC Fは、スタートを担当したヘイキ選手が序盤ランキング1~3位を争うライバルとの直接対決で1号車を攻略するなど、まずは11位へ挽回する。

次の平手選手は、安定したペー スで走行し、雨が振り出し様子を見て59周目にヘイキ選手と交代した。滑りやすいコンディションの中、ヘイキ選手が上位を猛追したが、平手選手のピットイン時の速度違反で痛恨のドライブスルーペナルティをうける。

その後、セーフティカーが導入され、解除後すぐにピットインし、交代した平手選手は、挽回を期して119周まで全力で追い上げた。次に3度目のステアリングを握ったヘイキ選手は、激しい通り雨の中、バランスの良さを活かして毎周5秒単位でギャップを削り取り、1つ順位を上げ8位でラップを重ね、147周目に最後のバトンを平手選手に託す。

平手選手は薄暗くなった中でハイペースで猛追を続け通り雨のチャンスも活かして7位とのギャップを9秒近く削った ところで惜しくもチェッカー。我慢のレースをチームワークでつないで健闘をみせ8位フィニッシュを果たし、タイトル挑戦へ貴重なポイントを獲得した。
ドライバーポイントでは4点を獲得(計41点)、チームポイントでは6点を獲得(計55点)し、シリーズランキングは3位となった。

次の第7戦は 10月8日(土)・9日(日)にチャン・インターナショナル・サーキット(タイ)にてシリーズ唯一の海外戦として開催される。

第6戦鈴鹿、我慢のレースを健闘の8位フィニッシュ