インド、ラジャスターンの州都ジャイプルからさらに西へ300㎞、広大なタール砂漠の入り口にある町がジョードプルだ。
1475年に、ラートール家（ラージプートの一氏族）の王ジョーダがマールワール王国MARWARの首都として作ったこの町は、長さ10㎞の城壁に囲まれている。
砂漠特有の強い日差しの下、町を見下ろしてそびえる城砦が印象的でもある。
ジョードプルの街は、古い城壁に囲まれた旧市街と、その周辺に発展した新市街に大きく分かれている。
車で空港から20分、町の中心地にあるサーダーマーケットは旧市街にある。クロックタワーを中心に広がり、
日中から観光客をはじめ、地元の人もたくさんたくさん訪れるジョードプル一の買い物スポットだ。
19世紀ごろから発展し、現在では約6000 – 7000件近い小さなお店が所せましと立ち並ぶ。
細い路地がたくさんあり、迷路のように歩きながらまるで宝探しをしているかのような感覚でマーケットを楽しむことができる。
目的なく歩いているだけでも楽しいが、地元の人が作る手作りの製品を探し求めていってみても楽しめそう。
活気ある街並み、サリーを着た人たちが行きかう情緒あふれる風景をぜひ。