西海岸PRINCERUPERTを出発し、カナディアンロッキーの山岳地帯を目指し歩いている。
少しづつ内陸に向かうにつれ寒さはより厳しくなってきた。雨もいつしか雪へと変わった。
連日、雪上テント泊で色々装備も足りず手足の感覚はなくなり痛みがはしる。筋肉痛の痛みは快感!?のようだが寒さで痛いのは全然気持ちよくないらしい。しかし、その寒さの痛みもなぜか嬉しく思いはじめてきているのは、、、、変態だからなのか自分でも分からないそうだ。
テント内は―5℃、外は―12℃とまだまだ大したことは無い。
しかし、持ち物全てが凍り、暗いうちから起きて、結露したシェラフなどを乾かし、朝食を作り、テントのジッパーも凍り、外には簡単に出れない状態。
起きてから出発するまでがどんなに辛いことか。頑張っても1日40キロ程しか歩くことができない。
もっともっと寒い世界を冒険する極地冒険家がどれだけ凄いか感じる。
今後、ますます日照時間も短くなり、寒さ、雪、風、標高2000m越えなどが待ってる。
厳冬期のカナディアンロッキー。これをリヤカーで越えられなければ厳冬期北極圏には挑戦できないだろう。