Day241 Ballina →Brunswick(From Epic Days)

「思い出の地」

ニューサウスウェールズ州に入ってからは場所的にも時期的にも温かくなり始め、
寝苦しい夜が増えて来た。

Yanbaは波が小さかったのでBallinaまで移動。

North wallでサーフィン。
大きいと思って入ったけど割れ方が優しくてパワーもあるのでほぼ恐怖感じずテイクオフができる。

大きいと言ってもせいぜい私の胸肩、、、
それにそれに三角波があらゆるところに現れる。
乗ってしまえば、続くナイスなフェイスをいかに楽しめるか。
あんなことやこんなこと、色々やってみたいけど技能が全く追いつかない。
とはえい、ゆとりのある波の上で安定したライディングが出来るだけで気分は上がる。
そこにはにやけ顔の日本人がふたり、そしてオージー。
しばらくすると一気に平均年齢が下がり、と、同時に波もいまいちまっしぐら。
学校が終わったら、まず海へ。
そんな少年少女時代最高だぞ、感謝してっか?!当たり前時ゃないんだぞっ!!

翌日もBallinaのFlat Rockで2hしてからLenox Headへ。
サイズダウンしちゃってる、、、(十分だby嫁)

Lenoxなんか雰囲気が全然変わってる!!
え、ここも観光地になっちゃうの!?!?
ちょっとそんな不安がよぎった。

Lenox Headsと言えば、ワーホリがスタートして2ヶ月くらい経った頃に仕事探しで訪れた。

コンスタントに均一を保って迫り来るパーフェクトなうねり、
とーーくに見えるビーチまでひたすら綺麗に割れる波。
クレイジーな岩ゲット。
よりもさらにクレイジーな岩からの帰還。。。

エアマットで波に乗りまくるクレイジーなオージーのおじさん、、、。
なんだかすべてが新鮮で刺激的。
忘れられない場所。
今回は残念ながらクレイジーに出会えなかった。
そんな時は自分がクレイジーになればいいんだけどその辺がまだまだな私。

そうだ、楽しみにしてたByron Bayは、今回の私たちの旅にはマッチせず駆け抜けた。
次にめざしたBrunswickも波は良くない。
ので、なぜか好きでもないのに泳ぐことに、、、すぐ飽きた。

ここBrunswickにも思い出がある。

ちょっと長くなるけどチャンチャカチャ〜ン。

数年前、友人たちとここへ来た。
川をパドルした向こうには隠れたいい波。
メローな胸肩波が割れていて、ガッツポーズして入ったんだよな~。
仲間たちとのリラックスムードのサーフィン。

で、2時間ほどサーフィンしたかな、、、そして悲劇のスタート。

なにやら異変に気づき板をひっくり返すと、
ボトムのファイバーグラスが見事にベローーーンって縦に半分以上剥がれてた!!
みんなより先に上がって一人また川をパドルしてもどる。

つもりが、、、

川はもちろん流れている、、、
ぶら下がったファイバーグラスが水の力をしっかり受け止め、私のパドルは無効。
あっという間にどんぶらこどんぶらこ、激流に乗った一寸法師状態。。。

私は泳ぎが大の苦手で、サーフィン以外に水には浸かりたくない。
あっという間に人気は無くなり、頭真っ白けっけ。

と、少し先に釣り人発見!!
迷わず叫んだ私、
「Excuse me!! Help me!!! 」
流れに任せておっちゃんのボートに近づきながら、成り行きを説明。
おっちゃんが、
『取り敢えず板から降りるんだ!浅くてそこへはボートでいけないから!!』
と、、、。

マヌケだこと。
浅ーい川を泣きながら歩き、おじさんの手を借り板と私の身を保護してもらった。
ここまでの最悪ストーリーを聞きながら、おじさんはビール片手に笑ってる。
目と鼻の先の駐車場付近まで送ってくれて、大袈裟と言われそうなくらいの感謝を伝え私はとぼとぼと歩き車へ戻った。

先に上がったはずの私がいないもんだから友人たちはと大騒ぎ!!
もうひとつの最悪ストーリーがここにもあったようだ。。。

サーフィンとパニックでみんなお腹ペコペコ!!
その後食べたHumble Pieのミートパイが激ウマだったのをよく覚えてる。
この旅でもここのミートパイは外す訳にはいかない。

そして、ついにクイーンズランド!!