５月５日～５月９日に第１戦に引き続き、フィリピンのシアルガオ島の東側のクラウドナインで第２戦が行われました。
５月５日 開会式
歓迎ムード満点のなか午後から真っ暗くなるまで開会式が行われました。
５月６日 コンテストスタート。
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１ヒート目のゼッケン赤でした。
このヒートは３人で戦いました。
ヒート開始から順調に良い波を選びスコアを伸ばし１位でラウンドアップしました。
５月７日
朝からラウンド４がありました。
今日のヒートから１対１のヒートです。一回負けたらそこで敗退なので最後まで気が抜けませんでした。
北沢麗奈のヒートは８ヒート目でした。
２０分ヒート開始後、時々来ていた大きな波が来なくなってしまい、いい波を選ぶのに苦労しましたが、いい波をキャッチして良い演技をして高得点でラウンドアップしました。
サーフィンは潮の満ち引きの関係で朝と晩しかできないので、朝の試合が終わってから昼は休憩して夕方にサーフィンの調整をしました。
５月７日
クオーターファイナル。
今朝のコンディションは風が強くて海が荒れていました。
たとえるなら日本の台風の時のような感じです。
私はこんな状態は慣れているのですが、他の選手は困惑しているようでした。
ジャッジと関係者と選手で会議が開かれて試合開始が決定しました。
私のヒートは潮が引いてさらにコンディションは悪化していましたが、練習通りのライディングを披露して、大差をつけて勝利しラウンドアップしました。
５月８日セミファイナル
いよいよセミファイナルは地元のチャンピオン「ニルビー」との戦いです。
ニルビー選手はＡＳＣ アジアツアーにも参加している選手で毎年グランドチャンピオン争いをしている選手の一人です。
今日は波が少なくなってしまい大きな波があまり来なくなってしまいました。
更にあちこちからウネリが複雑に入り非常に難しいコンディションになりました。
先行したのはニルビー選手でした。中ぐらいの波で演技。
つづいて私が同じくらいのサイズの波をキャッチしてライディング。
ニルビー選手よりも高得点を出しました。
すぐにニルビー選手が乗り逆転。
そのあと私が乗り逆転。
シーソーゲームが続きます。
そして戦況を変えたのはニルビー選手でした。
今まで来ていなかったチューブ（筒状に崩れる波）の波をキャッチ。
そして完璧にメイクしました。
逆転のために大きな波に乗って技をかけに行きますが、際どい所に行きすぎて上手くメイクできずに、試合が進みます。
何度も来る波に果敢にアタックしますが、いい波に乗ることができずに試合終了ホーン。
３位でフィニッシュとなりました。
アジアツアー
第１戦 グレード１ クラウド９ マスターズ 優勝
獲得ポイント ２０００ポイント
第２戦 グレード２ クラウド９ インターナショナルウイメンズカップ ３位
獲得ポイント ２０００ポイント