オーストラリア パース(From EPIC DAYS,Stream Trail)

じーやま夫婦世界一周
~For STAMPS バリから三時間半パースへTake Off!

沢山の魅力が詰まったジャワ島に後ろ髪引かれながら向かったのはバリ島。

私はインドネシア=バリだと思っていた。
ジャワ、ロンボク、スマトラにメンタワイ、
すべてバリと言う国の中にあると思っていた。

と、阿呆のお披露目はココまでにする。

バリ島と言えば、、、、
人が多い割には波質はイマイチだったのが初めて旅したバリ、クタのイメージ。

今回の旅でどんな波に出会うのだろう。
二日目、期待せず向かったクタビーチ。

予想通りインサイドグチャグチャ、アウトサイド混雑。
私はインサイドで巻かれ、思いっきり砂で腰を擦りむいて終了。

三日目、朝一波のチェック。
なかなかパワフルなビッグウェーブが割れている。

風が変わる前にと旦那さん入水。

私はもちろん自粛。
2時間後。。。。。
ぐったりした旦那さんが帰ってきた。

感想。

クタの波は凄い!!(良い意味で)
木っ端微塵です。と、、、

でも、波が当たってちょっと満足げだ。
そろそろインドネシアビザが切れる!

もうちょっとバリ島も満喫したかったけど、
今回は時間切れ!!

さて、次に向かう国は、この旅の醍醐味(え!もう??)
オーストラリア!!

クタから車で30分、小綺麗になったデンパサール空港へ。

パースへ向かう便のボーディングゲート、
すでにオーストラリア人で溢れ返っている。

3時間半のフライトの後、オーストラリア、パースに到着。
ここからは物価が一気に跳ね上がる。

既に空腹の山を何度も超えフラフラな我らに、
これからのオーストラリア生活、釘を打つかのように
飛び込む価格表記、、、

水のペットボトル600mlが$3.2、、、
小袋のポテチが$5、、、、

無理だ、、、無理だ、、、、無理だ、、、、
何も買えない。。。

そして、何の下調べもなく来てしまったのも安易だった。
パース空港から脱出できたのは約3時間後、、、

とにかくどこでも良いから転がり込みたい。。。
しかしバックパッカースホテルはどこもベット一つすらも空いていない。

やばいぞ、、、やばいぞ、、、

大荷物の負担も限界が近づいてきた。

と、見覚えのある景色、
以前にお世話になったバックパッカースホテルだ。

遂にベットに辿り着いて一安心。

しかし、物価の高さに手の震えが止まらない。。。。
どうなるオーストラリア!!!

とにかく自炊。

朝食はどこのバックパッカーも無料で提供してくれる。
ここでどれだけ詰め込むかが勝負!!

過去(物価)の事は忘れよう!
なんとかなるさ!!

楽しもうぜ!

お金がつきたらまたその時に、、、。

という事で、車を買ってしまった。
即決。

この車、かなり調子も良く走行距離も15万キロ。
日本だと10万キロを目処に乗り換えるらしい!?
けど、オーストラリアの破格中古車で20万キロ切ってるのはなかなかの代物。

旦那さん、珍しくその場で言った!

『I’ll buy this car!!』

再び二人して手の震えが止まらない。。。。

これで自由に動ける、
宿代もかなりセーブできるだろう。

すぐにパースを出発しよう!!!

なんて、上手く行く訳がない。。。。

車のガソリンメーターの小さなトラブルのせいで約2週間、、、

いや!
おかげで約2週間もパース近郊を走り回る事が出来た。

パースのサーフポイントも一つ一つチェックした。

旦那さんがサーフィンしたのはスカボロービーチ。

素晴らしい波で、レベルの高いサーファーたちが良い波を次々とメイクして行く。

後で知った事だけど、スカボロービーチはいわゆるファミリービーチ。
大きい波なんて滅多に来ない。
穏やか、またはフラットが普通。

という事はかなり当てた!?

写真を見たローカルもビックリしていた!!
『そんな良い波見た事ない!!』とさ!

一方車は修理しても直っていないが何度か続き、
その度にパースを拠点に数百キロを行き来した。

ピナクルズ。

ネイチャーズウィンドウ

ウェーブロック。

海は進じられないほど透明で青い。
広がる土漠、一面に咲く多肉植物。
西部劇のような岩壁。
ウェスタンオーストラリアの景色はとにかく壮大!!

あっという間に2週間。
それでも全然周りきれない、、、、
オーストラリアは大きかった。

そして遂に車修理屋さんともおさらば!

いざ、目指すはクィーンズランド!!
は、しばらくかかりそうなので、

まずは有名なマーガレットリバーへ!

と、快調に走る事約20km、

ガソリンメーターがすごい勢いでエンプティーに近づく、、、
全然直ってないではないか!!
ヤブ修理屋!!!

さすがにもう戻る気には慣れなかった、
第一あの修理屋にはこの問題を解決する技術はない。

車の不具合とは仲良くなるしかない。
旦那さんは常に計算をしながら、早めに給油。

そして、マーガレットリバーに着いた。

しかし、強風、突風。
波はただただ巨大で、岩を打ち砕く勢い。
ヤリンガップビーチではで数名がサーフィンしていたがすぐに上がってきた。

翌々日、旦那さんも無理くりゲットしたものの、満足いくライディングは出来なかったようだ。

良い波のマーガレットリバーを見たかったけれど、行きたい所がまだまだ沢山ある。

『絶対また戻ってくるから!!』
海に向かって強気に宣言!!

そして、車を走らせた。

■Epic Days
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