ダカールラリー2017 最終ステージ

ダカールラリー2017 ステージ12(最終ステージ) 1/14(土)
リオ・クァルト~ブエノス・アイレス リエゾン:722km SS:64km TOTAL:786km

■Monster Energy Honda Team

ホアン・バレダ(ステージ12  3位 / 総合 5位)

パウロ・ゴンサルヴェス(ステージ12  5位 / 総合 6位)

マイケル・メッジ(ステージ12  9位 / 総合 14位)

リッキー・ブラベック(リタイア)

バレダ選手は、トップとの差がステージ7の終了段階で1時間14分47秒もあった。その後、コースの変更やスペシャルステージのキャンセルなどで、タイムを取り戻すチャンスが限られる中、ブエノスアイレスに到着したときには、その差を43分8秒まで縮める強さをみせた。今回、リッキー・ブラベック選手が1回、バレダ選手が4回、チームとしては計5つのステージウインを果たし、マシンの信頼性の向上やチーム体制の進化などが、結果となったかたちだ。

 

■TEAMLANDCRUISER

クリスチャン・ラヴィエル/ジャン・ピエール・ギャルサン(市販車部門順位 ステージ12 1位/総合 1位) 三浦 昂/ローラン・リシトロイシター(市販車部門順位 ステージ12 1位/総合 2位)

最終行程の64㎞のSSは、地元の農道を利用した直角コーナーが連続するフラットなグラベル路。距離が短いこともあり、無理をしても得られるタイム差はわずかな半面、クラッシュなどのリスクは高いコース。抑えたペースで走破し、ラヴィエル組の327号車が総合24位/市販車部門1位、三浦組332号車も総合29位/部門2位でフィニッシュ。
ポディアムに到着したのは午後8時すぎ。327号車、332号車の順で壇上に上がり、主催者から市販車部門優勝、2位の盾を受け取った選手と会長らは声援に手を振って応え、2週間のラリーが幕を閉じた。

 

■HINO team SUGAWARA

2台の日野レンジャーで参戦した日野チームスガワラは、2号車菅原照仁/杉浦博之組がトラック部門総合8位と、大型の上位勢に分け入る成績を挙げ、排気量10リットル未満クラス8連覇達成。また、1号車菅原義正/高橋貢組も総合29位で完走し、日野レンジャーは同クラスのワン・ツーフィニッシュで激闘を終えた。