ダカールラリー2017 ステージ10 1/12(木)
チレシト~サン・フアン リエゾン:212km ニュートラルゾーン:90㎞ SS:448km TOTAL:750km
アルゼンチンのチレシト~サン・ファン間で、ステージ10は、今大会最長448㎞の競技区間(SS)を行った。
■Monster Energy Honda Team
ホアン・バレダ(ステージ10 優勝 / 総合 5位)
パウロ・ゴンサルヴェス(ステージ10 8位 / 総合 7位)
マイケル・メッジ(ステージ10 24位 / 総合 17位)
リッキー・ブラベック(ステージ10 12位 / 総合 12位)
バレダは、ナビゲーションには不利となる先頭スタートながらも、安定したスピードでこのステージをまとめ、Monster Energy Honda Teamは3戦連続のステージウインとなる。
ブラベックは、後続のライダーの助けを借り、牽引されてビバークに戻ることとなった。
■TEAMLANDCRUISER
クリスチャン・ラヴィエル/ジャン・ピエール・ギャルサン(市販車部門順位 ステージ10 2位/総合 1位) 三浦 昂/ローラン・リシトロイシター(市販車部門順位 ステージ10 1位/総合 2位)
久しぶりのロングSSで冷静に落ち着いて走行。序盤のナビゲーション区間をノーミスでクリアした332号車三浦昂(トヨタ車体社員)/ローラン・リシトロイシター組が先行し、自身にとって2度目のステージの部門トップタイムでフィニッシュ。
一方、327号車も後半区間で332号車に追いつき総合24位/部門2位でフィニッシュ。
■HINO team SUGAWARA
2号車 菅原照仁/杉浦博之組は、15番手スタートからナビゲーションの難しい箇所を無事クリア。CP(チェックポイント)1を総合4位で通過。その後、パンクを喫したが、空気の抜け方が穏やかだったためCTIS(集中空気圧調整装置)でエアを充填しながら走り切り、前半部分7位。その後、ニュートラルゾーンでタイヤ交換を行った2号車は、総合11位/排気量10リットル未満クラス1位でフィニッシュ。この結果により12日までの累積順位で総合8位のポジションを守った。
一方、じわじわとポジションを上げつつある1号車 菅原義正/高橋貢組は、34番手スタートからSSの前半部分を19位まで順位を上げて終了。2号車と同じくパンクしたタイヤをニュートラルゾーンで交換してロスタイムを短縮するなど健闘し、総合23位/排気量10リットル未満クラス2位でフィニッシュした。これにより累積順位は総合27位/クラス2位と、大幅に浮上した。