ダカールラリー2017 ステージ8/12

ダカールラリー2017 ステージ08 1/10(火)
ウユニ~サルタ リエゾン:399km ニュートラルゾーン:176㎞ SS:417km TOTAL:992km

アンデスに位置するアルティプラーノ高原を離れ、砂丘をフォローしながらいくつもの浅瀬を越えていくコース。今年は、これまでとは異なった新たな場所にルートが設定されるが、ゴールは近年のダカールでは定番となったアルゼンチンのサルタを、色とりどりの美しい渓谷が広がる中で目指す。

 

■Monster Energy Honda Team

ホアン・バレダ(ステージ8 優勝 / 総合 9位)

マイケル・メッジ(ステージ8 4位 / 総合 13位)

パウロ・ゴンサルヴェス(ステージ8 6位 / 総合 8位)

リッキー・ブラベック(ステージ8 12位 / 総合 12位)

ウユニ~サルタ間892kmのうち、492kmで予定されていたスペシャルステージ(競技区間)は、ルートに含まれる渡河セクションが増水した影響でルート変更を余儀なくされている。このうち、ボリビア領内での前半パートの渡河セクションを迂回し、72km短縮した174kmで行い、後半部分は予定通り246kmで行われた。

競技区間では滑りやすい泥が待ち受ける中、各ウエイポイント(GPSで設定されたルート上の通過点)で最速タイムをマークしながら走りきり、バレダが今大会、自身2度目のステージウインを飾る。

 

■TEAMLANDCRUISER

クリスチャン・ラヴィエル/ジャン・ピエール・ギャルサン(市販車部門順位 ステージ8 1位/総合 1位) 三浦 昂/ローラン・リシトロイシター(市販車部門順位 ステージ8 3位/総合 2位)

TLCの2台のランドクルーザーはウユニで選手自身による点検作業を行い万全の状態で競技に臨む。327号車クリスチャン・ラヴィエル/ジャン・ピエール・ギャルサン組は手堅いペースをキープし、総合25位/市販車部門1位でフィニッシュした。332号車三浦昂/ローラン・リシトロイシター組はことさら慎重に走行して331号車X・フォジ組(ランドクルーザープラド)の先行を許したが総合30位/部門3位でゴールとなった。

 

■HINO team SUGAWARA

短くも厳しい同区間を日野チームスガワラの2台の日野レンジャー。2号車菅原照仁/杉浦博之組がトラック部門総合14位/排気量10リットル未満クラス1位でフィニッシュ。昨晩ウユニへの到着が夜半すぎとなった1号車も元気な走りを見せて総合31位/クラス2位で走り終え、排気量10リットル未満クラスのワン・ツー体制を堅持した。